MacからWindows8.1にリモートデスクトップできなくなった人へ
Windows8.1 にリモートデスクトップが繋げない! - NAVER まとめ
Mac App StoreからMicrosoft Remote Desktop (MS謹製) をインストールすればログインはできるようになる。けれど現時点 (ver 8.0.0) では、日本語キーボード特有のキー(かな、英数とか)が渡ってない模様。
というわけで、以前の RDP Cliennt でつなげるようにする方法。
Mac App Storeを使えない人やMac以外のRDP Clientを使う人にも役に立つでしょう。
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Windows8.1からRemote Desktop Serviceのセキュリティの規定値が変わって、MacのMS謹製RDP Client (現時点で 2.1.1) からの接続が拒否されるようになった。
グループポリシエディタでWin8.1の設定をいじることで回避可能。
gpedit.msc (グループポリシーエディタ)から、
コンピューターの構成→管理用テンプレート→Windowsコンポーネント→
リモートデスクトップセッションホスト→セキュリティ→
「リモート (RDP) 接続に特定のセキュリティレイヤーの使用を必要とする」を選択
「未構成」から「有効」に変更して、「セキュリティレイヤー」で「RDP」を選択する。
(ネタ元)
Remote Desktop Connection for Mac OS X cannot connect to Windows 8.1
ボリュームライセンスキーでアクティベートしたWindows 8はストア経由で8.1にアップグレードできない(?)
Windows8から始まったMSのボリュームライセンス版のデグレ仕様の例がまたもう一つ…
どうやらボリュームライセンスのプロダクトキー (MAK) でアクティベートしたWindows8は、Windows Store経由で 8.1 にアップグレードすることはできないらしい。
10/18 になれば Volume License Service Center に 8.1 の ISO が提供されるようなので、それを待て、という事かもしれない。
(追記)10/18にVLSCに8.1のISOが追加された。8のライセンスを持っている人は、ソフトウェアアシュアランスの期限外でも8.1をもらえるらしい(ただしEnterpriseエディションを除く)。
WinRMでリモート管理
(ほぼ自分用のメモ)
Windows8 Proに最初から入っているVMであるHyper-Vを最近いじってみた。VMware Playerと比べるとホストOSとの親和性(融合度合い)で劣ってはいるが、パフォーマンス自体はHyper-Vのほうが良いと思う(ハイパーバイザー型なので当然かもしれない)。
で、リモートマシンで動いているHyper-Vにアクセスしたくて調べてみると、Windowsはだいぶ前からWMIでなくWinRMでリモート管理するようになっていたのだった。恥ずかしながら今更知った。
以下は、ローカル/リモート ともにWindows8の状態だと、このWinRMリモート管理がデフォルトでは動かないので、それを有効にするための方法。
- 管理したいアクセス先マシンの PowerShell (管理者権限) で、WinRMサービスの自動起動と、ファイアウォール例外を設定
winrm qc
- アクセス元マシンの PowerShell で、管理対象マシンをTrustedHostsに追加
winrm set winrm/config/client '@{TrustedHosts="remote-pc-name"}'
(シングルクォートを忘れがち…)
これでWinRM自体は動いているように見えるけど、Windows8 ProのHyper-Vはリモート管理ができないっぽい(?)。
というわけで、もうちょっと調べればできるのかもしれないが、今のところ目的は達成できず。
Windows 8 ボリュームライセンス版で Media Center Pack が導入できない
Windows 8 Pro の Volume License 版を使っている場合、「Windows 8 に機能を追加」のメニューが出てこないため、Media Center Packを導入できないようだ。
ここに情報があるが現時点では解決できていない。
初期インストールでライセンス認証ができない件といい、ボリュームライセンス版の仕様がおかしい。なんでこんなことになってるのだろう。
(追記)MSからオフィシャルに「できない」とのアナウンスが出ている。
"Add features" option is unavailable in volume license versions of Windows 8
リテール版メディアからインストールしたWindows8 Proにボリュームライセンス用のキーでアクティベート(ライセンス認証)すれば、この問題は回避できる。
Windows 8 の使い勝手
発売とともにDISられっぱなしのWindow 8ですが、もうだいぶ長いこと使ってみた感覚からすれば、今言われているような欠点は全然問題にならない。スタートメニューがないのも、すぐに慣れる範囲の問題。
画面上に見えていない暗黙の操作(マウス左下でMetroに戻るとか)を強要するのは良くない、みたいな意見があるけど、ちょっと前からの Mac OS や iOS のほうがそういう操作はずっと多いしそれについてはみんなもう慣れちゃって文句言わないよね。
Windows 8 のジェスチャーもその程度の慣れの問題。Metroのスタート画面は意外と使いやすい。というかスタートメニュの古臭さにいまだに固執する感覚がわからん。Windows 7 でもクラシックスタイルで使うような懐古趣味の人が多いのだろうか。
それより、細かな機能が地味に削られてたりして、そっちのほうがやや不満かな。
Windows8 ボリュームライセンスキーのアクティベーション
ボリュームライセンスセンターから Windows8 がダウンロードできるようになったので早速 RP を入れていたPCにインストール。
なんでこんなことになっているのかよくわからないが、ボリュームライセンス用のインストールメディアをつかうと、インストール後にライセンス認証が成功しない(プロダクトキーを入れる機会が無い)。
ライセンス認証関係のエラーコードは 0x8007007b で、役に立たない詳細メッセージしか出てこない。
で、解決方法は以下の通り。なんとGUIでプロダクトキーを入れることができないので、管理者権限のあるコマンドプロンプトから、
slmgr.vbs /ipk PRODUCT-KEY
PRODUCT-KEY の部分は、AAAAA-BBBBB-..... 形式の表示されているままの大文字かつ5桁区切りのキーを入力する。小文字とかハイフン区切りがないパターンでは通らなかった。
ちなみに、Window8での管理者権限付コマンドプロンプトを出す一番簡単なやり方は、画面左下で右クリックして出てくるメニュー(これすごく便利なので名前つけてほしい)から、「コマンドプロンプト(管理者)」を選択する。
他にもマウスを右上に持ってた時に表示される検索チャームから、cmdといれると出てくるコマンドプロンプトのアイコンを右クリック→下のほうに表示される「管理者として実行」を選択、という流れも可能。こっちは任意のアプリに応用できる。
CPUの互換性の問題でWindows8 Release Previewがインストールできない人へ
うちの割と古い Lenovo のノートPCだと、Win8 RP のインストーラがCPUが対応していないと言ってその先に進んでくれなかったので回避方法を探した。
ここの問題と同じで、ようするに CPU の NX (DEP) 機能が BIOS で無効化されていると、Windows上で動く Win8 インストーラが互換性チェックで弾いてしまっているようだ。
BIOSの設定変えて NX を有効にできるのならそうした方がいいけど、今どきのメーカーPCのBIOSだとそんな細かいところまで設定できないのでその手は使えないことが多いだろう。
結局色々試した結果、別のPCで作ったWin8 RPインストール用のUSBメモリを使って対象のPCをブートして、その中からクリーンインストールを選択したら問題なくWindows8 が動き出した。
おそらく、ISOイメージをダウンロードしてDVDに焼いてそれでブートしても同じことが可能だろう。
(追記・訂正)ちゃんと理解できていないかもしれないが、上のページによると、上記のエラーが出るPCには2パターンあって、上記のように直接USB/DVDメディアからインストールした場合にうまくいく場合と、それでも0x0000005D エラーがでてインストールできない場合があるようだ。前者は、メディアのインストーラがBIOSの設定にかかわらずNXを強制的に有効にしてWin8が動くらしい。後者の場合は、NXを有効化できず結局インストールが失敗する。自分の場合はたまたま前者のケースだった模様。