某政党

いまさらですが公明党のCMのキャッチフレーズは「そうはいかんざき」エピソード2らしい。

前回の総選挙の時このフレーズの意図するところは、表だっては言っていなかったものの「自民党に思い通りにはさせない」、つまり急進的な改革のマイナス面(主に庶民の負担増)を与党の内側から緩和する、ということだったはずだ。つまり自民党の政治路線に主にブレーキをかけることでバランスを取るのが公明党の役割だった。

それが今回は、同じフレーズを「自民党に反対する勢力を蹴散らす」という意味で使っている。これは自民党と一体となって改革にアクセルを踏む、ということで、前回の立ち位置から見ると完全に逆になっている。

こういう風に書くと誤解されそうな気もするが、公明党はいつからこういう政党になってしまった、あるいはならざるを得なかったのだろうか。自民党公明党化を懸念、批判する声は一般にあるが、実はその逆の自体の進行の方がずっと深刻なのではないだろうか。

ちなみに私は既に不在者投票期日前投票をすませました。今はほんと簡単なのね。
でも、選挙管理員が10人近くいたのは意味わからんぞ。きっとなんかの規定でそうなってるから仕方ないんだろうけれど。