live-f1 on cygwin

めんどくさいから説明省くけど、live-f1っていう知る人ぞ知るソフトがあって、それを cygwin上でビルドする方法。もしかしたら手順に抜けがあるかもしれないけど参考までに。

  1. サイトからlive-f1-0.2.7 (現時点で最新版リリース) をとってくる
  2. ここからgetaddrinfo.hとgetaddrinfo.cをとってきて、live-f1を展開した./src/に置く
  3. ./configure (neon, ncurse, iconvなどビルドで必要なライブラリはcygwinのsetup.exeで適宜インストール)
  4. 下記パッチの内容の修正を当てる
  5. make && make install
--- live-f1-0.2.7-orig/src/stream.c	2007-01-05 00:57:15.000000000 +0900
+++ live-f1-0.2.7/src/stream.c	2008-06-18 18:32:21.512294100 +0900
@@ -39,6 +39,8 @@
 #include "packet.h"
 #include "stream.h"
 
+#include "getaddrinfo.h"
+
 
 /* Encryption seed */
 #define CRYPTO_SEED 0x55555555
--- Makefile	2008-06-18 19:31:12.052294100 +0900
+++ Makefile.my	2008-06-18 19:29:03.339294100 +0900
@@ -63,7 +63,7 @@
 PROGRAMS = $(bin_PROGRAMS)
 am_live_f1_OBJECTS = main.$(OBJEXT) cfgfile.$(OBJEXT) \
 	display.$(OBJEXT) http.$(OBJEXT) packet.$(OBJEXT) \
-	stream.$(OBJEXT)
+	stream.$(OBJEXT) getaddrinfo.$(OBJEXT)
 live_f1_OBJECTS = $(am_live_f1_OBJECTS)
 live_f1_LDADD = $(LDADD)
 am__DEPENDENCIES_1 =

まだグランプリ開催中に試して無いので、ちゃんと動いてるかは確かめてないけど。

追記

ちゃんと動いてた。これいじってラップタイムヒストリーとギャップ予測を見せるツール作ったら面白そう。

どうでもいいこと

日本人の宗教は「日本教」だとたまにいわれるけれど、その言葉の中で重要な点として、多くの日本人は自分の宗教的スタンスに無自覚で暗黙のうちに宗教に中立的な「無神教」だと信じている、ということがあると思う。

実際はその人個人の「無神教」が中立であるとは限らず、また場合によっては特定の宗教を信じている人よりずっと他の宗教に対して非寛容的だったりする。

具体的にいえば、例えば信頼できる友人に「近所の法事に一緒に参加してくれない?」と聞かれたときと「こんどキリスト教のミサに行くんだけど一緒に付き合ってくれない?」と聞かれたときで、心理的な障壁が異なるんだとしたらそれは決して「宗教的に中立」なんかじゃない。多くの人は(日本の)仏教には親近感を持っているし、一方で他の宗教(特に一神教的な宗教、あるいは小規模なコミュニティで運営される教会的なもの)に対しては結構な忌避感をもっていたりする。けど、それをあまり自覚していない。

自覚していない人の中では、「無神教」である自分が他の「信者」よりいくらかの点で優位にあると思っている人がわりと多くて、そういう人は宗教全般(慣れ親しんだものは無自覚に除かれる)に関して「積極的」に見下していたりするし、その優越感を崩されたくないと思っている。

…というような態度が macska さんのこのエントリ( 「新しい無神論者」エントリのブクマコメントに一斉お応え - *minx* [macska dot org in exile])に絡む反応にも見られるなあ、と思った。

さてなんでこんなことを書いているかというと、上のエントリにつけたブックマークコメントで、id:gohshi さんとやり取りしてて、100字ではぜんぜん伝え切れなかったため。はい、「積極的無神論者」は言葉が悪かったです、すみません。


Vistaリモートデスクトップで CD/DVD-R等を焼く方法

日本語の情報が見つからなかったためメモ。

デフォルトではリモート接続の際のリムーバブルディスクへのアクセスが禁止されている。

解除するには…

  1. グループポリシーエディタを開いて(やり方は別途調べて…)
  2. コンピュータの構成 → 管理用テンプレート → システム → リムーバブル記憶域へのアクセス
  3. 「すべてのリムーバブル記憶域:リモートセッションでの直接アクセスを許可する」を有効に

これで焼けるようになると思う。少なくとも Nero ではいけた。

これを直接設定するレジストリって無いのかな…

自転車よくある勘違い

× 自転車は路側帯を通行すべき
○ 自転車は車道の左側を通行しなければならない

歩道のない道路で、わざわざ狭い路側帯を通ってくる自転車がよくいるけれど(おばちゃんとか)、律儀なんだけど間違っているっていう。路側帯走行は違反ではないけれど、そのスペースは頼むから歩行者にあげてくれ。

さて歩道から自転車を排除しましょう、という話になったとき必ずじゃあ自転車を安全に走行できるスペースを整備してくれ、具体的には路側帯を広くして路駐をやめさせれ、あるいは自転車専用レーンを作ってくれという意見が出てくる。

実効的にはそれは完全に正しいのだけれど、本来的には自転車は路側帯ではなく車道を走るものだから、路側帯がないからと言って即自転車の走るスペースがなくなるわけではない。

車道を自転車が走っているときは、後続の車は注意して自転車を追い越せばよいだけで、原付を追い越すのと同じで運転していたらありふれた行為にすぎない。それが危険に感じられるというのなら、それは自転車に対して自動車が過度に接近しすぎるからで、それこそが「走行スペースがない」問題の原因。

とはいえ地方の幹線道路では実際問題スペースがないのは事実なのだろうし、路側帯を広くすること自体は進めてもらいたいけれどね。特に、歩道が無駄に広すぎる道路が多い(歩道広くしても自転車がそこを飛ばすだけじゃ意味がない)ので、そこを削って路側帯に。正確には車道外側に。

阿佐ヶ谷 自転車社会実験

現在、阿佐ヶ谷で自転車専用道を設置した社会実験を行っている。場所は中杉通り阿佐ヶ谷駅北側たったの350m。しかも車道両側でなく、東側のみの対面通行。

言いたいことは全部 第三回)中杉通り自転車道社会実験レポート: 碧空色(そらいろ)のーと で書かれているとおりだ。やる前からある程度予想されていたとおりだが、このままではあまり有効ではないだろう。

上のサイトで言及されていないことを補足すると、そもそも阿佐ヶ谷駅⇔早稲田通り間に自転車レーンを新設しなくとも自転車走行スペースを確保できるということ。

この区間は中杉通りと並行して脇道が走っている(しかも東西両側)ので、中杉通り内に専用レーンをつくらなくとも脇道に自転車を誘導すればそれで済むはず。

重要なのはやはり「歩道から自転車を排除して歩行者しか通さないこと」であるとおもう。他のオプションがある場所にわざわざ中途半端な自転車レーンを設置する必要はない。


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